奄美大島 住用(鹿児島県住用村)



    奄美大島唯一の道の駅。というか、奄美大島にも道の駅が
  あったのか! 観光の拠点として、観光地そのものとして、食事
  処や休憩処として、有効に利用したい。
    この駅の最大の特徴は、日本2位の面積を誇るマングロー
  ブを背後に控えているという点にある。ちなみに、日本1位は西
  表島。さすがにこれには適わないのだが。もちろん、道の駅もマ
  ングローブを前面に押し出している。なにしろ別名が「マングロー
  ブパーク」なので。マングローブに関する資料展示、映画上映、
  マングローブ展望台などがある。
    ただし、これらの施設は有料(500円)。そして、全部を見て
  回るには一時間近くかかるだろう。運が悪ければもっとかかるか
                           もしれない。この点は頭に入れ
ておいた方がいい。
    受付で500円を払って資料館へ。しかし、ここの展示ははっ
  きり言ってお金を払ってまで見るようなものではない。せいぜい、
  リュウキュウアユの水槽が面白いかな、というくらいだ。映画上
  映も同様。確かにきれいな映像ではあるし、勉強にもなるのだ
  が、ここは無料開放してもいいのではないかと感じた。
    資料館の外に出ると、広い庭がある。ここは「スミヨウガーデ
  ン」と呼ばれている。が、たいして見るような物はない。片隅に
  「リュウキュウアユ観察センター」があるが、鍵がかかっていて
  入れなかった。
    展望台は、その奥にある。2枚目の写真にある「マウンテン
  ライナー」に乗って、山上まで行く。別料金は不要。3枚目の写

                         真は、マウンテンライナーの道中。勾配がきつく、ジェットコース
  ターの“プロローグ”的なスリルがある。スピードは徒歩ほどな
  のだが。
    しかし、ここでも少々文句を言いたい。マウンテンライナーは
  6人乗りで、一往復に5分くらいかかる。そして、マウンテンライ
  ナーに乗る以外に展望台へ行く手段がない。つまり、展望台へ
  は5分に6人しか上がれないのだ。50人の団体なら、上がるだ
  けで1時間近くかかってしまう。無論、降りてくるにも同じだけ時
  間がかかる。脇に遊歩道でも作ってくれればありがたいのだが。
    最後の写真が、展望台からの眺め。ここまでいろいろと文句
  を言ってきたが、この眺めにはほとんど文句がつけられない。対
  岸に若干の人工物が見えてしまうのが残念と言えば残念だが、
                         そこまで重箱の隅をつつく必要は
ないろう。ちなみに、「マング
  ローブ」というのは熱帯植物の総称で、固有名詞ではない。ここ
  に広がっている森は、「メヒルギ」という植物を主体に、世界最大
  のシダ植物である「ヒカゲヘゴ」、世界最大の豆類である「モダマ」
  などが混在して形成されている。特に、モダマはすごい。全長1m
  の枝豆だ。
    なお、資料館やスミヨウガーデンをパスして、展望台だけ見た
  いという場合には、ショートカットルートがある。値段も200円と安
  い。また、カヌーでマングローブの中へ分け入っていく体験ツアー
  もあり、チビッコたちに大人気だ。こちらは1500円で、インストラ
  クターによる講習が必要。