荒川村(埼玉県荒川村)

    つい最近までは、素朴という言葉が褒めすぎというくらいに
  寂れた駅だったのだが、いつのまにか綺麗にリニューアルされ
  ていた。厳密には国道140号には面しておらず、少し南へ入っ
  て秩父鉄道の線路を渡ったところにある。以前に比べて駐車場
  も格段に広くなったし、トイレも駅舎も綺麗になった。写真のよう
  に、チャペル風の鐘まで完成している。
    ここの魅力は、駅舎に隣接しているビジターセンターにある。
  ここでは、荒川村に生息する動植物が紹介されているのだが、
  非情に面白い工夫が凝らしてあるのだ。丸太で作った木琴は
  実際に叩いてみることができるし、昆虫の標本も、一部触ってみ
  ることができる。ただし、虫嫌いの人にはちょっと厳しいかも。な
  にしろ「食べられてしまった虫たち」というテーマの展示があり、
                         中身を食われて殻だけに
なっクワガタ、胴体が半分になってし
  まったトンボなどが飾られていて、割と虫好きな私でもちょっと顔
  を背けるような展示内容だったのだ。生きたマツムシもたくさん
  飼育され、熊の剥製もあり(埼玉にも熊がいたのか……)、結構
  楽しめる。
    この付近には果樹園がたくさんある。道端には大きないが栗
  がそこら中に落ちている。駅がリニューアルされても、素朴な雰
  囲気はそのままに残しているといえるだろう。なお、写真は上が
  駅舎、下がビジターセンターである。