上州おにし(群馬県鬼石町)

  国道462号は神流湖に沿って走る国道で、美しい緑を観察
  しながら走れるいい道である。多少幅員が狭いので、大型車
  とのすれ違いには注意が必要だが、アップダウンや深いカー
  ブは少ない。鉤型ダムサイトでお馴染みの下久保ダムも、こ
  の沿線にある。
    道の駅は、鬼石町の中心部から少し西に入ったところにあ
  る。この辺りは、現在はあまり大きな街は栄えていないが、縄
  文時代には、神流川沿いに集落が点在していた。道の駅も縄
  文時代の遺跡「譲原遺跡」の上にある。
    この駅の目玉は、「マグホール」と呼ばれる3D映画の上
                         映施設である。ここでは随時、「緑の石の伝説」という映画を
  上映(約15分)しており、太古の昔にタイムスリップした感覚
  を味わうことができる。入館料が500円かかるのが、多少辛
  いところではあるが。
    無料ゾーンも、もちろん充実している。駅舎(写真上)の隣
  には、国の史跡に指定されている石器時代の住居跡があり
  (保存用の建物で覆われている。写真下)、内部を見学できる
  ようになっている。無人の施設だが、感知センサーがあり、中
  に入ると突然音声ガイダンスが始まる。これにはちょっとびっく
  り。
    説明によると、譲腹遺跡は昭和8年に発見されたのだが、
  小学校を建設しようとして掘り返したところ、偶然土偶や土器
  などが出てきたのだという。その後、昭和12年にはこの住居跡が発見され、昭和23年に国の史跡
  に指定された。それほど大きな施設ではなく、ゆっくりでも10分で見学できる程度なのだが、ドライブ
  ついでの寄り道観光には最適である。