喜入(鹿児島県喜入町)

  ごめんなさい、写真がありません。今度行ったときにでも撮影してきます。

  今では温泉付きの道の駅も当たり前になってきたが、【喜入】は、私が行った1996年3月
の時点で、すでに温泉(喜入八幡温泉)を抱えていた。温泉だけではなく、温水プールもあった。
  私がこれまで道の駅を愛用してきて感じることは、全般的に“駐車長時間化”傾向があると
いうことだ。創生期の道の駅には物産館とトイレくらいしかないものが多く、訪れる人もトイレを
借りて物産館を覗き、ほんの10分くらいで去っていくのが普通だった。そこに、道路情報ターミ
ナルができた。レストランができた。青空市ができた。これで、駐車時間は1時間になった。さら
に、温泉ができた。園地ができた。これで2時間に。次は、テニスコートができた。パターゴルフ
ができた。アスレチックができた。これで3時間。そして、ついには宿泊施設も誕生した。駐車時
間は一気に10時間の壁を突破するようになった。おおむね、このような変遷を遂げていると思う。
   その点、【喜入】は先駆者的存在と言っていいかもしれない。道の駅創生期には、これだけ
の施設を抱える駅は珍しかったに違いない。
   そしてまたこの温泉が、安い。当時は確か280円だったと思うのだが、この記事を書くため
にネットで調べたところ、300円になっていた。それでも、安い。露天風呂はないのだが、打たせ
湯や寝湯があり、浴槽もかなり広かったような記憶がある。そして、湯上がり用の大広間も完備
している。銭湯ですら300円では入れないご時世なのだから、この料金は良心的の一言に尽き
るだろう。
   温水プールは、私は利用しなかったのでおいといて、レストラン「麺どころさつま」では、本場
の鹿児島とんこつラーメンを味わえる。なにぶん古い記憶なので定かではないが、割とあっさりし
たスープで、布海苔かめかぶか何かが乗っていたのではあるまいか。
  物産コーナーは、確か規模が小さく、街角の駄菓子屋のような雰囲気だったように覚えている。
単価の安い土産物がたくさんあったのではなかっただろうか……。