富弘美術館(群馬県みどり市)
  名称からして「つまらなそうだな」と思っていたのだが、いやいや、とんでもなかった。あまりよくない先入観を与えないためにも、ぜひ駅名は「草木湖」に変えてほしい。
  山間部の湖畔という立地だからか、国道を挟んで各施設と駐車場が対峙した造りになっている。横断歩道と信号があり、誘導員もいるのでそう危ない感じはしない。しかし、中には誘導員を振りきって赤信号で渡ったり、横断歩道でない場所を斜め横断したりする人もいるので、むしろ付近の運転に注意を要する。
  駅名のとおり、メインの施設は美術館(有料)。徒歩3分のところに「草木ドライブイン」があり、これも道の駅の一部になっている。既存の美術館とドライブインが手を結んで道の駅に加盟した施設だろう。
  美術館もドライブインも私の興味範囲外だが、両者に挟まれた小さな物産館(写真上)はなかなか良かった。地場産の新鮮野菜が豊富に取りそろえられていて、値段も安い。朝採りのタケノコ(写真中)は、1個200円。
  さらに、美術館前から草木湖畔まで、遊歩道で降りることができる(写真下)。これがこの駅最大のこだわりポイントだ。草木湖はさほど広くないダム湖だが、周囲をぐるりと緑の山々に囲まれ、ちょっとした「秘境」のような気分を味わうことができる。彼方には噴水も見られる(さほど規模は大きくない)。水面に手が届く場所までは降りられないのが残念ではあるが、ドライブの疲れを癒す休憩スポットとしてはこの上ない施設だろう。


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